発達検査

心理テスト

心理テストは、自己のこころの強み・弱みに気づき、自己理解と自己コントロールするための客観的な情報が得られます。
さらに、それを基に、より適切な学習計画や学校選びを考えることができます。
POMS ・PSI ・エゴグラム ・バウムテスト ・風景構成法 ・ロールシャッハテスト など

発達検査

発達検査は、発達全般、および認知、言語、社会性、運動などの子どもの状況を客観的に測定し、療育や教育における支援の方針や将来のために今できることを考える上で役立ちます。
WISC-Ⅳ ・WAIS-Ⅲ ・新版K式発達検査 など

心理テスト

POMS(気分プロフィール検査):
個人の気分は日々の置かれた状態によって常に変化するが、過去1週間における感情(気分)状態について緊張・不安、抑うつ・落ち込み、怒り・敵意、活気、疲労、混乱の6つの面に分けて、各質問によって調べます。
 
PSI:
小学生から高校生におけるストレス状態について、日常場面で生じるストレス反応、それを引き起こす原因としてのストレッサ―、ストレスを和らげるのに役立つソーシャルサポート(社会的支援)の3つの面から明らかにします。
 
エゴグラム:
個人の自我状態について「子どもの自分」(子どものような本能・感情的なこころ)、「大人の自分」(事実に基づいて考え、判断する理性的なこころ)、「親の自分」(幼少期に親から学んだ態度や行動)の3つのバランス状態から性格分析を行います。
 
バウムテスト(樹木描画テスト):
画用紙に実のなる樹木を描いてもらい、その作品の分析により性格診断の補助として使われます。
 
風景構成法:
画用紙に山、川、花、動物など所定のものを自由に配置して彩色の風景画を描いてもらい、性格や心理状態の診断の補助として使われます。
 
ロールシャッハテスト:
左右対称のインクのシミからなる様々な形態の図版について、何に見えるかを答えてもらうことにより、その個人の無意識的な心理、思考様式、感情的特徴、対人関係などを捉えます。

発達検査

WISC-Ⅳ:
5歳0か月~16歳11か月までの子どもを対象とした知能検査です。個人の全体的な知的レベルとともに、言語理解、知覚推理、ワーキングメモリー、処理速度の4つ下位機能のレベルから、各種能力の強みと弱みを捉えます。
 
WAIS-Ⅲ:
前記のWISC―Ⅳの成人版で、16歳0か月~90歳11か月までが対象です。同様に全体的な知的レベルとともに、言語性と動作性に大別したレベル、さらに言語理解、知覚推理、作動記憶、処理速度の各能力レベルを測ることができます。
 
新版k式発達検査
0歳から成人までの心理、言語、身体、運動、社会性など全体的な発達状態を調べるための検査です。